保険料が上がる!そうならないために知っておいてほしいこと・上

保険料が上がる!そうならないために知っておいてほしいこと・上

「生命保険に加入して10数年」
「保険料が上がるとの案内が来ました」

 

「それも大幅に!」
「どうすればいいんでしょう?」

 

年間に数多く受けるご相談です。
先日ご相談を受けたAさんを事例に

 

「保険料が上がる!」
を避けるために何をしておけばいいのか。
記事にしてみました。

 

Aさんは国内生命保険会社の
「定期付き終身保険」に入っています。

 

保険金は3000万円。
入院時は1日5000円。
ガン入院だと10000円になります。

 

毎月の保険料は15000円程度です。

 

同じ保障内容にもかかわらず
保険料が25000円に上がる。
保険会社からそのような案内が来ました。

 

よくよく保険会社に確認すると、
今後も10年毎に保険料は上がる。
65歳過ぎたら保障は200万円に。

 

その後も支払いは続くとのこと。
Aさんはどうも納得がいかないようです。

 

お子様も小学生と幼稚園。
保険料は上げたくはない!
でも、保障を下げるわけにもいきません。

 

どうしたらいいのか?
このようなご相談内容でした。

 

参考までに
Aさん(40歳)のプロフィールです。

 

会社員・年収600万円・貯蓄額700万円。
家族構成:妻38歳主婦 子供8歳・6歳。
お住まい:持ち家(住宅ローン月7万円)。

 

 

保険料が上がる!こんなことにならないためのポイントは?

保険屋さんから詳しい説明を受けずに
安易に契約を交わしてしまった。

 

けれども、
あとあとこんなはずじゃ!
こうゆうご相談はとても多いです。

 

実は、
生命保険は高額な買い物です。

 

なぜなら、
長い期間の支払いになるからです。

 

毎月の保険料が2万円だとしましょう。
30年間支払うとして
2万円×12ヶ月×30年=720万円。

 

奥様も含めれば
1000万円超えるご家庭がほとんどです。

 

人生における大きな出費の一つですから
内容を理解して、必要なモノを必要な額だけ
加入して欲しいと願っています。

 

我が家の生命保険を考えるとき
おさえておきたいポイントは下記の3つです。

 

・必要な保障の金額と期間を考える
・定期、終身等の保険種類を理解選択する
・どの保険会社、担当とお付き合いをするのか

 

この3点だけおさえておけば
「こんなはずじゃなかった!」
はなくなります。

保険料が上がる!を避ける
知っておきたい保障金額と保障期間

生命保険に入る目的は「万が一」のとき
ご家族等がお金に困らないようにするため
ではないでしょうか?

 

一般的にですが
生命保険でカバーできる「万が一」は
「死亡時」「入院時」になるかと思います。

 

ですから、
死亡時・入院時にどの程度の保障が必要なのか
どの程度の期間が必要なのか?

 

まずはここを考えなくてはなりません。
ご自身にあった保障の設計をが必要です。
家を建てるとき購入するときと同じです。

 

どこの会社にするか?
どの商品にするか?
これは一番最後です。

 

なのですが、
営業の方に説得されたり、
このくらいなら払えるかで決めたり、

 

十分な検討がされていない現実があります。

 

生命保険は保険会社との契約です。
ですから、しっかりと内容を把握し、
責任をもってサインせねばなりません。

保険料が上がる!を避けるために大切なことは
保険に何をどこまで望むかを決めておくこと

では、
Aさんのケースを
具体的に考えていきましょう。

 

死亡時を想定して、
遺されたご遺族が生活していくのに
必要なお金を算出してみます。
Aさんのご希望は
ご家族が今並の生活を維持できればいい。
とのことでした。

 

言い方を変えると
ご家族に今並の収入を残せて
できれば保険料負担は現在並にです。

 

ここがとても大切なところなのですが
生命保険で何をどこまでカバーするのか?
ここを決めておくことがとても重要です。

 

すべてを保険でカバーしようとしたら
とんでもない金額になってしまいます。
いくらあっても足りません。

 

保険を勧める側の立場の方たちは
大局を見ずに自社に都合の良い部分のみを
売り込んでくるケースが多いでから。

 

繰り返しになりますが
保険で何をどこまでカバーしておけばいいのか
冷静に考えてみて下さい。

 

Aさんの話に戻しましょう。

 

Aさんの現在の取り月収は28万円。
ボーナスを均等割りすると15万円。
合計で43万円ということになります。

 

このうち、仮に、
食費・車・保険・携帯・衣類・こずかいetc
Aさんが消費している金額を3割とします。

 

Aさんが先だったらこの金額は
かからなくなりますよね。

 

ですから、
43万円×0.7(ご主人生活費3割を除外)
=30万円。

 

ご家族はざっくり30万円で
生活していることになります。
ご主人の収入がなくなったとしても
毎月30万円が天国から振り込まれれば
今並の生活は維持できることになります。

 

さらに
Aさんは住宅ローン返済中。
月7万円の住宅ローンがなくなります。

 

お父さんの価値は
お金に置き換えられるものではありませんが
生活費としてはこの程度で暮らせるのでは?

 

いかがでしょうか?
Aさんと奥様は納得とのことでした。

 

奥様は笑いながら
「今よりもラクになるかも」
もちろん冗談ですよ。

 

そして、
この生活補てん金額30万円。
全てを生命保険で準備する必要はありません。

 

最近はご存知の方も多いのですが、
Aさんが「万が一」の場合、
国から遺族年金が支給されます。

 

Aさんの場合、
月13万円くらいと思われます。

 

末子18才までの12年間この金額です。
その後、奥様が老齢年金を受け取るまでの
期間月に4〜5万円程が受給できます。

 

30万円−13万円(遺族年金)=17万円。

 

純粋な生活費不足額は
月に17万円。
ということになりますね。

 

この不足17万円がいつまで必要かなのですが
お子様たちが成人・自立までとしましょう。

 

区切りの良いところでAさん60歳。
お子様28歳・26歳の20年間としました。

 

すると、
現在の収入から逆算した生活費の不足額は
17万円×12ヶ月×20年=4080万円。

 

末子23歳(大学卒業時)ですと17年間。
約3500万円になります。

 

あくまで理想としてですが
このくらいの必要保障額が
一つの目安になるのかと思います。

 

ご遺族が生活していくためのお金は
家族構成現在の収入や生活水準など
人それぞれ違って当たり前です。

 

ですから、
この部分をきちんと
シミュレーションしてみて下さい。

 

もし、わからなければ、
ここを親身にあなたの立場になって

 

コンサルティングして下さる方に
保険家計相談を持ち掛けてみて下さい。

 

長くなってしまいました。
続きは明日にしたいと思います。