学資保険はいらない!?を考えてみる

学資保険はいらない!?を考えてみる

教育費づくりといえば
こども保険や学資保険を
思い浮かべる人も多いと思います。
学資保険は、
「教育費づくりの王道」
そんなイメージも強いです。

20年以上前に契約した学資保険は、
かなりの利率を誇っていました。

有利な時期に活用した世代の経験からか、
子供が生まれたら「学資保険は必須!」
このようなイメージも定着しています。

◆学資保険はいらない!?
学資保険は元本割れするって本当…

さて、
世の中の市場金利が高かった時代と比べ
超低金利と呼ばれる現在。

学資保険は
教育資金の積立方法として
有効な方法なのでしょうか?

数年前、某大手生命保険会社が
元本割れした学資保険について
損失の一部返還に応じた。

こんなニュースが報じられたことがあります。

お子様の将来の教育費、進学費用を
積み立てることが目的の学資保険。

最近は、「学資保険は元本割れする」
このことを知っている方が多くなりました。
(元本割れしない商品もたくさんあります)

それでも、まだ中には
「元本割れするなんて思いもしなかった」
「元本割れるとの説明はなかった…」

こんな驚きと不満の声も耳にします。

◆学資保険はいらない!?
子供の学費はどれくらいかかる?
いくら貯めればいいの?

子供に教育という財産を残してあげたい。
これが親心ではないでしょうか?

では、
子供の教育費はどのくらいかかるのでしょう?
いつまでにいくら貯めればよいのでしょう?

学資保険が必要か必要でないか?
を論じる前にここから始めてみます。

文部科学省
「平成24年度子どもの学習費調査」
から一例をあげると

幼稚園から大学までオール国公立
(大学は自宅通学)でも約1027万円。

小学校が公立、中高大と私立(大学理系下宿)
これだと2067万円。

ビックリしてしまいますね。

でも、
早とちりしないで下さい。
教育費=貯蓄目標ではありません。

ある程度までは月々の家計で賄えます。
それで足りない分を
貯蓄で備えることになります。

教育資金の準備は子どもが生まれたら
すぐにスタートするべきです。

どのような手段にするか迷うよりも
こちらの方が何倍も大切です。

貯めるお金の大まかな目安としては
公立中心の進路で、
大学までの費用をサポートしたい場合。

高校卒業時点までに
1人300万円以上が目安です。

高校卒業時(18年後)、
教育資金ということで
300万円積み立てるとすると

14000円×12ヶ月×18年
=約300万円
こんなイメージになるかと思います。
何らかの手段で最低限の貯蓄を
すぐにでも始めておいた方が
いいのは言うまでもありません。
◆学資保険はいらない!?
学資保険が人気のある理由

日頃、家計相談・保険相談などをしていても
学資保険に入っていない方が珍しいくらい
多くの家庭で学資保険は利用されています。

その理由としては

1・銀行預金と別に強制的に貯蓄ができる
2・親が亡くなったとき保障がある
3・教育資金と言えば学資保険のイメージ
4・銀行よりも高い利回りが期待できる

このようなところでしょうか?

◆学資保険はいらない!?
積立運用ノウハウのある人以外は
学資保険の利用価値は大

では、
学資保険はいらないのか?
検証をしていきましょう。

まず前出1ですが、
これが一番のメリットなのでしょう。
これだけでも採用の理由になります。

FPや家計の専門家と違い
皆さん一日中このようなテーマを
考えていられません。

難しいことを考えなくていい。
安易に取り崩しができない。
気がついたら必要な資金が貯まっていた。

保険で教育資金を貯める
十分なメリットになるはずです。

2について
一般的に親が亡くなれば
保険料の支払いが免除されます。

保険金とのカタチで
教育資金が準備されます。

教育費について「もしも!?」に備えたいので
あれば親の生命保険に上乗せすればいい。

このような考えもありますが僅かとは言え
その分の保障コストは発生します。

月の保険料が500円だったとしましょう。
それでも500×12ヶ月×18年
=約10万円です。

積み立てた貯蓄から保障費10万円が
目減りすることになります。

この目減りをどう受け止めるかは
あなた次第だとは思いますが… 

3・4についてですが
ゴール(たとえば高校卒業時18年後)まで

この保険は子どもの進学のためのもの。
どんなことがあっても手をつけない。

そのような理由であれば
これも大きな採用のメリットです。

満期時もしくはゴール設定時の利回りが
銀行預金を上回るのは事実です。

銀行預金との差額は戻り率が110%ほど。
200万円積み立てたとして
受け取れる金額は220万円との意味です。

これをどう判断・評価するかは
人それぞれの意見はあるのかと思います。

では、
どのような人に学資保険は有効か?
さいごにまとめます。

1、お金を貯めることが得意でない方。

自己採点で結構です。
今まであまりお金を貯めてこれなかった方。
学資保険はこのようなご家庭には
ひとつの処方箋になるのかと思います。

2、お金の運用ノウハウのない方。

お金を貯めると殖やすはイコールではない。
ここを理解して頂いた上で、

お金を殖やすことが得意でない方。
殖やすことに自己責任を持てない方。

例えば、
今日の日経平均はいくらか?
長期国債の利回りは何%か?
為替相場はいくらか?

これらに即答できない人。
即答できない人は鈍い。
そういう意味ではありませんよ。

上記1・2に該当する方には
学資保険での積立が安全で確実です。

但し、
いくら払っていくらを受け取れるのか?
ここだけは確認してくださいね。
教育資金の積立方法も
あなたに適した方法があります。

あなたに最適な方法を
選んで頂ければと存じます。